2005年09月12日

世界のKITANO

「ゴメ〜ンネ!たけちゃん/ビートたけし」

今や「世界のKITANO」となってしまったビートたけしこと北野武氏。
彼の映画は(大体が)怖くて見られない(人が死ぬから)のですが、音楽ならば大丈夫。っていうか、この人の声って素敵ですよね。かすれてて(←かすれ声マニアだから、私)

元気が出るテレビのころは歌を歌っていたよなあと思って探したところ、ベストアルバムを見つけたので聴いてみました。それがこの「ゴメ〜ンネ!たけちゃん」です。

やっぱりいい。すごくかすれていて、声が(そこかい!)。

たけしさんって、表現者としてすごいんだなあと再認識しました。歌っているということ以前に、きちんと表現している。悲しい歌は悲しげに、楽しい歌は楽しげに歌っている感じがします。

また悲しげな歌が似合うんだよなあ、かすれ声には(ちょっと偏見かもしれないけれど)。

ベストは「たかをくくろうか」。作詞が谷川俊太郎、作曲が坂本龍一教授という豪華な曲。素朴な感じで、ちょっと寂しげで、あったかい。名曲です。
嘲笑(作曲:玉置浩二、作曲:服部克久)」もいい。松方弘樹とデュエットしている「I'll be back again・・・いつかは」は有名だけど、やっぱりいい歌だし、歌っている二人が味があるし、好きです。「ポツンとひとりきり」や「哀しい気分でジョーク」も好きだし・・・いい歌がたくさん入っています。

もう歌ってくれないのかなあ、と思うと、なんか惜しいような気がする。
フレーズの終わりにちょこっとだけ出てくるこぶし(のようなもの)がなんともいえずに魅力的に感じました。
あまりちゃんと聴いたことがないけれど、小林旭に似ているような・・・。

なにをやっても一通りできる人なんだな。器用な人なんだな。
映画監督になるのと同じぐらいに歌をやめてしまった(と認識しているのですが、違うかも)のは、歌っているときのエネルギーを映画製作につぎ込んだのかもしれません。

でもまた歌ってほしいなあ。照れちゃってだめなのかなあ

B00005GX45ゴメ〜ンネ!たけちゃん
ビートたけし 柳川英巳 清水信之
ビクターエンタテインメント 1995-10-27

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posted by すー at 01:06| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月10日

小学生には難しすぎた

「Ghost in the machine/The Police」

こっちのブログ、ずっとさぼっていました(ROMってはいた・・・て、自分のブログだろうが)。そろそろまたスティング関係、書いてもいいかなあと思ったので。

前にも触れましたが、5枚目のアルバム「シンクロニシティ」でポリスにはまった私(当時小学校5年生)。あと4枚あるけど次はどれを聴こう・・・と思ったときに新しいものからさかのぼっていくという聴き方を選んだのでした(だって、最新アルバムを聴いてしまったものだから)。なので、私にとっての2ndポリス(そんな言い方ないけど)は、4枚目の「Ghost In The Machine(81年発売)」なのです。

正直、聴いて「しまった」と思った。
当時の感想は「なにこれ。YMOじゃん」でした。

えー、釈明させていただきますと、当時YMOのよさがわからなかったんだな、私。
なんかピコピコしていて、苦手でした。やっているのもおじさん達だし(ええ、今思うとちゃんちゃらおかしい言い草です。自分が一番わかっています)。
ブリティッシュインベンジョン(デュランデュランとか、カルチャークラブとか、スパンダーバレエとか)真っ只中で洋楽にはまった小学生、まだ「マイケル・ジャクソンとデュエットしているポール・マッカートニーってビートルズの人とは同姓同名だよね?」
と本気で思っている洋楽初心者には、テクノのテイスト満載のこのアルバムは難しすぎたのです。

気を取り直して歌詞(もちろん対訳)を見てみると・・・
なんだかよくわかんないや
難しいことがうだうだ書いてあるよ・・・

なのでこのアルバム、すぐにしまってしまいました。
で、お年玉を何とか工面して3枚目の「ゼニヤッタ・モンダッタ」を買ってきて・・・そんなこんなで、すぐに5枚目(1st)まで行き着いてしまったのでした(もちろん買えないので、貸しレコード屋さんに駆け込んだんですけどね)。

このアルバムをちゃんと聴くようになったのは、CDが出てから。
その時には私も高校生になっており、他のいろんな音楽も聴いていて、ある程度耳が出来上がっていたのでしょうか(そうだと思いたい)。なんかとってもPOPに感じたのでした。

なんだ、それって「ソウル・ケイジス」の時の感想みたいじゃん。
進歩がないってことですね

社会的な歌詞もやっと理解できるようになり、楽しんで聴くことができるようになった、ということかなあ。

スティングって、盗むのがうまい人だと思います(ほめ言葉のつもり)。
一から作り出すのではなく、いろいろなテイストを混ぜて、そのときに一番いいものを持ってくる。それは20年以上たった今でもよく感じるのですが、このアルバムは特にそう思います。
音楽の基礎知識があれば「それを持ってきたか」と楽しめる。基礎知識がなくても「どこかで聴いたことがあるんだけど」と感じる。でも、新しい要素も必ず入れてくる。

当時としては最先端の技術を使い、こてこてにアレンジしているけれども、曲はスティング作以外のなにものでもない。。「One World」はスティングのソロでもライブでよくやっているし、「Demolition Man」はアレンジをかえて映画の主題歌になったりもしました。

「Every Little Thing She Does Is Magic」がキャッチーで好き(歌詞がとってもかわいい)なのですが、フランス語で歌っている(好きだねえフランス語)「Hungry For You」やホーンセクションたっぷりの「Too Much Information」「Rehumanaize Yourself」などもいいな。トリオの魅力としては「Demolition Man(アンディのギターがすごい)」。

このころからスティングばかりが目立ち始めたと聴いているのですが(現に全てスティング作なのはこの1枚だけ)、音は3人が対等にあると思いました。3人の自己主張がエネルギーになっているような感じ。

ホーンやシンセがいっぱい入っているせいか自分にはわかりにくかったのですが、今でも普通に聴けるアルバムってすごいなあ(これはポリス全般にいえるけれど)。古くなっていない(ファンの欲目かもしれないけれど)。

あとこのジャケットデザイン。大好き。
私のケータイのサブディスプレイの待ち受けは、これです。

B00009KM6Lゴースト・イン・ザ・マシーン
ポリス
ユニバーサルインターナショナル 2003-06-27

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posted by すー at 03:02| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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