2006年03月02日

読んだ本 2月

いちがつはいぬ
にがつはにげる
さんがつはさる

といいますが、2月、あっという間でした。
私はといえば、やらなければならないことを全部ほったらかして、本を読んでおりました・・・(だめ人間)

ということで、もう3月にはいってしまいましたが、2月に読んだ本のレビューです。


4Teen/石田 衣良 新潮文庫

14歳の少年4人を軸にしたお話。
さすがに石田衣良さん、語り口もやわらかくぐいぐい読ませるなあ。
「えーっ?」っていうところもあって、あっという間に読むことができました。
ただ、口調がおっさんのような気が・・・(それはいってはいけないのですね、きっと)
ナオトくんが好きだなあ。
自分が14歳の時には何を考えていただろう・・・と思ってしまう1冊でした。
ちなみに、直木賞を本作で受賞したことを読み終わったあとに知りました。
4TEEN4TEEN
石田 衣良

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標的は11人/ジョージ・ジョナス 新潮文庫

スピルバーグ監督でアカデミー賞にノミネートされている映画「ミュンヘン」の参考資料となったこの本。私には、感情をなるべく廃して事象を並べているように見えました。
その分よけいにリアルに感じたのです。
きっと「ミュンヘン」の映画は怖がりの私には刺激が強すぎると思われるのでみませんが、この本、いろいろ考えさせられました。
キャラではスイーパーのカールさんが好きだなあ。
でもこれ、実話なんですよね。
標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録
ジョージ ジョナス 新庄 哲夫

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パーフェクト・プラン/柳原 慧 宝島社文庫

誘拐小説なのですが、「身代金ゼロ!せしめる金は5億円」というオビに惹かれて、いつかは読もうと思っていたものです。
これって誘拐なのかなあ・・・(誘拐だけども)
一人一人の状況によっていろいろあるなあ・・・と思いながら読んでいました。
良江さんのすがたが、どうしても想像できなかったのですが・・・
途中、少し察しがつく部分もありますが、ミステリーとして楽しめました。
宝島社文庫「パーフェクト・プラン」宝島社文庫「パーフェクト・プラン」
柳原 慧

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神はサイコロを振らない/大石 英治 中公文庫

現在、テレビドラマ化されているので(で、主人公が小林聡美さんなので)とても気になってはいたものの、なんか怖そうだし(私は極度の小心者であり、サスペンス嫌いです、映像は)、時間帯もあわないのでみたことはないのですが、原作本なら大丈夫(どういうわけか、活字ではどういう話も平気です)と思い、読んでみました。
・・・考えさせられました・・・
乗客の立場(10年前からいきなり現代に移動、しかも3日後にはおそらく死ぬ)でも、家族の立場でも。
嬉しいのとつらいのと悲しいのとわけがわからないのと、何が勝つだろうか。
自分はもしかしたら、沙耶さんのような行動をとってしまうかもしれないなあ。
寄近警部補のキャラが秀逸でした。
神はサイコロを振らない神はサイコロを振らない
大石 英司

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永遠の出口/森 絵都 集英社文庫

本の雑誌社の顧問、北上次郎さんがものすごく強力にプッシュしていた・・・というだけで、読む価値はあるなあと思い、読みました。
これもやっぱり、自分のときはどうだっただろうなあ・・・と思わず考えてしまった一冊です。
主人公の紀子ちゃんの小学三年生から高校三年生までのエピソードをつづった連作集。
「そういうかんじ、あったあった」とどこかしらで共感できるエピソードがいっぱいでした。
私は長女(妹が1人)なので、紀子ちゃんのお姉さん、景子ちゃんに感情移入したりして。
第二章の深沢先生の下り、形容詞はぜんぜん違うものの、ドラマ「女王の教室」を思い出してしまいました。そういう先生もいたいた・・・
なんだかあまずっぱくて、どきどきして、でも現実の苦しさも伝わってくる感じ(あーうまくいえないや)。
どこの家でも、お母さんって強いんだなあ・・・とも思いました。
永遠の出口永遠の出口
森 絵都

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4Teenと永遠の出口は共通項がたくさんあるし、あとの3作も共通したところがあって、偶然手にとったにしては関連していたなあ・・・

そういうのも読書の面白さなのかなあ、と思いました。
posted by すー at 02:43| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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