2005年08月21日

うそばっかり

世間のウソ/日垣隆著 新潮新書

「人間はうそをつく生き物である」と誰かが言っていたなあ。
私ももちろんうそをつきます
良かれと思ってのこともあるし、その場しのぎの場合もあるけれど。
心にもないことを言ってみたりね。しちゃいます。

で、自己嫌悪に陥るのです。
だったらうそつかなきゃいいのに。

「自分はうそをついたことがない」っていう人は、ものすごいうそつきだ。
…というのが、私の持論です。
っつうかいないだろう。そんな人。
っつうかそんな人はわざわざ「自分はうそをついたことがない」なんていわないか。

えーと、そろそろ本題に入ります。
今回ご紹介するのは新書です。「世間のウソ/日垣隆」
ここで扱われているのは世間のウソ、つまり「世間を誤らせる構造的なウソ」であり、前振りに書いた「個人的なうそ」とは違います(区別するためにひらがな表記にしたのです)。

世間のウソの厄介なところは、そのウソを組織や団体でついているので、個人的には何にも考えないことだと思います。考えているとしても、それを口に出せない。

本1冊分、さまざまな世間のウソが書かれています。
当然ですが、同調できる部分とできない部分が存在します。

個人的には「裁判員のウソ」がとても怖くて、興味深かったです。いやだなあ、その制度がそのままだったら(漠然とした書き方しかできませんが)。「児童虐待のウソ」も納得できました。

それはどうよ?と思ってしまったのは「部活のウソ」。これを読んだ感想は「いいじゃん、やらせとけば。中高生はそれくらい自分で判断できるし、いやならやめるという選択もできるよ」でした。ケースバイケースでしょうけれど。

軽妙な語り口で、とても読みやすい本です。あっという間に読めます。
ただ、内容をそのまま鵜呑みにするのではなく、興味を持ったものを調べてちゃんと自分の意見として持っていられるようになるといいなあと、自分に対して思いました。

9月の解散総選挙のことも、日垣さん、書きたくてしょうがないんだろうな。

4106100991世間のウソ
日垣 隆
新潮社 2005-01

by G-Tools

posted by すー at 02:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。